交流の委員会 5月の活動 2003.05.29

クリエィター大変ですが楽しいですよ 

米麦館タマヤ訪問〜エスコープ大阪仕分け作業見学

「きらり」スタートであらゆるシステムが大きく変わった今年、 組合員活動のスタイルもいろいろ変わりました。「地区委員」をなくし、支部の組合員活動を担うのは「クリエィター」たちです。 クリエィターは手分けして本部委員会の「交流」「食」「環境」に出席し、楽しくてためになる支部活動の情報を仕入れたり、交換したりしています。
今回「交流の委員会」では、支部活動で生産者訪問等でジャンボタクシーや小型バスを使うには、どうすればよいかを検討することになりました。そこで22人乗りバスを使い、岸和田のパンの生産者「米麦館タマヤ」まで行ってみました。

 

歴史の浅い「日本のパン」ですが

岸和田市下松の工場

昨年は遺伝子組み換え米に反対し、米の利用を高めるため米粉パンに取り組んだ私たちと、「食べながら育てましょう」と、ともに取り組んでくれたタマヤさん。焼いて食べるとイケルので、コッペパンの形ではなくて、食パン型にできませんかとの提案にも軽やかに応えてくれました。
お米の粉を使って品質を一定に保つのはさぞかし大変で、添加物さえ使えば簡単なところをご自慢の「腕前」で「もちっ」「さくっ」を届けてくれています。
米粉もそうですが、国産小麦も一般的に「パンにはむかない」と言われるのですが、タマヤさんの「腕前」を持ってすれば大丈夫。但し最高品質の小麦でないと無添加で安定した品質を保つのは難しいそうです。日本の小麦消費量は年間600万トン強、このうち内麦は僅か60万トンほど。タマヤさんは貴重な内麦のうちさらに、「ハルユタカ」「ハルヨコイ」の2品種を指定しています。だから原料の調達はいつも「綱渡り」だそうです。
添加物を使用すれば年間安定した品質を保つことは比較的簡単ですが、そんなことをしなくても「多くの人の手」をかければ、美味しいパンを供給できると話してくれました。

エプロンの人が従業員。甘くて香ばしい香りに迎えられ、早く工場見学したい私たちは、7名程度のグループに分かれて待つこと暫し。見学者用の設定をしていない、本当の「パン工場」を案内していただきました。

 


 

見て!見てっ!都市生活用の!!

1回に100キロの食パンだねを作れる機械は「ひとが1人ぐらい混入しても平気でこねてしまうのでどうぞお気をつけて見学してください」とのことでした。

 

 

 

2次発酵、ごゆっくり

紫芋のねりこんだ、もう食べましたか??

 

意義ある生産者訪問、顔の見える関係ってすごい!

行きのバスの中で参加者のひとりが、「にんじんのプリン」(タマヤさん製)を食べたところ非常に不味かったと打ち明けはじめました。信頼する都市生活の生産者の作ったものがこんなに不味いなんておかしい。そこで作った人に直接その旨を伝え尋ねることになりました。


山中さんにいろいろ教えていただきました。この方はプリンを「作った人」ではありませんさっそく現物が用意され、他の参加者も試食をして、意見を交換しました。作った人(=製菓部門の責任者さん)に「おいしかった」ではなく、「不味かった」と告げる勇気はいかばかり
だったかと思います。
また、それを受けとめる側も「もうしわけありません」ではなく、「こういう思いで作ったのです」と応えたのにも誠意を感じました。 この品の開発経緯まで説明をしてくださり、問題点をさぐりました。

 

お話を伺えば「にんじん嫌いな子」が食べやすいように製造したものだとわかりました。「うちの子はにんじん大好きなので、もっとにんじんの存在を感じる味にできないですか」などと、たくさん意見の交換ができました。

ここぞとばかり、あんなこともこんなことも聞いておく。このように、生産者と消費者が前向きに意見を交換するからこそ、こだわりの消費材ができるのです。
どんな味に改善されるか、とても楽しみですね。

 

 

 

寄り道

この日、タマヤさんを訪問したらまっすぐ三宮に戻る予定でしたが急遽、エスコープ大阪の仕分けの様子を見学することになりました。個人仕分けについて「袋がもったいない」「大きな発泡スチロール箱にこれっぽっちしか入れていないのはどうして」「軽いものが下敷きになっていた」等など、意見カードがたくさん届いていたのを受けて、せっかく近くまで来たので見学することになりました。

一人ずつの仕分け用袋

ずらっと行列しています

1チーム10人ぐらいで作業をします初めて仕分けラインを見学した人は、カタログで見ていても実際に消費材がこんなにたくさんあるのかと驚いた様子でした。
自分の班に届くのは限られたアイテム数でも、3万人の組合員が利用するのは膨大な量だとわかりました。
全体に対応するシステムとして仕分けのビニール袋は必要かなぁ〜と。
でもやっぱりもったいないから、今のシステム以上にうまい方法があればいいのですが…。

 

 

今日の見学や意見交換は、これからのミーティングや支部企画に活かされることになるでしょう。ほかにも食の委員会は5月12日京都の中井茶園を見学、新茶摘みをしました。6月は環境の委員会が統一Rびんを洗ってくれている工場を見学に行く予定です。5月30日には洗びん工場の磯村さんをお迎えして学習会を開きました。

クリエィターは「大変」かもしれませんが、楽しいことも多いです。来年度はあなたが、体験してみませんか?


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