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TOP : 東日本大震災・被災地支援活動 大阪・兵庫リフレッシュツアー
投稿者 : admin 投稿日時: 2013-04-11 12:00:00 (858 ヒット)

 3月24日〜28日の4泊5日、生活クラブふくしまの組合員に呼びかけて「大阪・兵庫リフレッシュツアー」を行いました。
 都市生活コミュニティセンターでは、生活クラブ都市生活、エスコープ大阪と連携して、東日本大震災の被災者支援の活動を行なっています。活動原資も両生協の組合員からのカンパが使われています。
 福島の方にのんびりと羽を伸ばして頂くこの企画、今回はより長い期間、県外での時間を過ごしてもらおうと、子どもたちに対象を絞り、春休みに合わせて企画しました。定員15人いっぱいの参加を頂きました。
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 初日と2日目は、エスコープ大阪の「協同の家」に滞在。みかんの生産者である豊共園のみなさんやエスコープの組合員のみなさんとともに、みかん狩りやマーマレードづくりを体験しました。
 3日目はユニバーサルスタジオジャパンを訪問。
 4日目は都市生活のボランティアが引率し、王子動物園、須磨水族園、甲子園球場の3チームに分かれて行動。
 最終日はKOBEとんぼ玉ミュージアムで「1.17希望の灯り」の分灯でとんぼ玉の製作体験をしました。

福島のみなさんから


 ぼくは、はじめこのツアーに不安でいっぱいでした。エスコープ大阪などのみなさんがちゃんと受け入れてくださるのか、友達は出来るのか、と。
 しかし、やさしく教えてくださったり、バスで送ってくださったり、生協の方々はぼくたちが楽しめるように努力してくださいました。
 このリフレッシュツアーは、はじめの一日目から最後までとても楽しかったです。USJやすま水族館などほんとうに楽しかったです。
 このツアーを企画してくださったみなさん、協同の家で受け入れてくださったみなさん、そしていんそつしてくださったみなさん、ありがとうございました。
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 私は、大阪・兵庫でまず楽しかったことは、公園で遊ぶとき、ペアで一緒になって、おにごっこで3人も友達ができたことです。理由は、学校ではあまり友達がいないからです。それにきょうどうの家で夜ご飯を食べた後、まちがいさがし(のゲーム)で、女の子だけではなくて、男の子とも、いっぱい友達になったからです。
 2日めに楽しかったのは、初めてみかん(あまなつ)がりをしたことです。みかんがりを終わってから、神社へ行ってきょうどうの家に帰ってきて昼ごはんを食べてから、みかんのマーマレードを作りました。でも私は少ししかやらないで、男の子と遊んでました。
 3日目は、朝、きょうどうの家から出る時は、すごく悲しくなりました。それは後2日しか、みんなといられないからです。歩いて、駅まで行って、電車に乗って、のりつぎもいっぱいしたので、USJまで自分のエンジン切らしちゃいました。でも実際に行ってみると楽しかったです。
 4日めには、王子動物園に行って、まずフラミンゴを見て次トラやライオンを見ました。そしてテナガザルをじ〜っと見ていたら、私のところまで来たので面白かったです。
 5日めは大阪で、小林さんや林さんと別れてしまったので、すごくさびしかったです。でもまたこういうきかいがあったらいいなと思いました。
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 この度は娘がお世話になりまして誠に有難うございました。かの3.11東日本大震災後の東京電力原発事故から2年が経過し、あれだけ世界中に響いた「フクシマ」も今となっては日本国内においてすら忘却の彼方に飛ばされそうに感じます。(略)そのような状況の中で、今回リフレッシュツアーを企画して戴きました各生活クラブ生協の方々には本当に感謝の気持でいっぱいです。2年経っても「ふくしま」のことを、「ふくしま」の子供達をこんなにも心配して下さる方々がいらっしゃるというのは、常日頃子供の前では気丈に振舞っている私を含めた親にとりましては、心強い、本当に心強い味方を得て思わず感激でした。(略)放射能汚染から離れた、充実した日々を娘に与えてくださいまして本当に有難うございました。



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